デイサービスを知ろう

デイサービスを知ろう

孤立感の解消や、介護者の負担軽減のために

デイサービスって何だろう?

デイサービスは、要介護・要支援認定を受けた方が利用できる「通所介護」等のことです。
介護が必要になっても自宅での生活を続けていけるように、デイサービス事業所へ通い、機能訓練や健康チェック、入浴・食事その他の日常生活上の介護を受けられます。自宅にこもりきりで寂しい……といった孤立感の解消や、心身機能の維持、家族など介護者の負担軽減などを目的としています。

デイサービスで利用できること

デイサービスは、1日型・半日型があり、どちらの場合も事業所の車で送迎してくれます。デイサービス事業所では、機能訓練や健康チェック、入浴・食事・排泄の介助など、日常生活上の介護を受けられます。職員と一緒に体や頭を使ったゲームをしたり、生花や将棋、囲碁など、レクリエーションや趣味を楽しむ場を提供しているところもあります。

要支援1・2の方

横浜市通所介護相当サービス

デイサービス事業所へ通い、受けられるサービスです。

要介護1〜5の方

通所介護

定員19人以上のデイサービス事業所へ通い、受けられるサービスです。

地域密着型通所介護

定員18人以下の小規模なデイサービス事業所へ通い、受けられるサービスです。

療養通所介護

定員18人以下で常に看護師による観察が必要な方のデイサービスです。

認知症対応型通所介護(※)

認知症の方が、少人数で家庭的な雰囲気の中で受けられるサービスです。
(※)認知症対応型通所介護は、要支援の方もサービスを利用することができます。

折り紙を折るイラスト

費用はかかるの?

デイサービスの自己負担額は、費用の1〜3割です。事業所の提供するサービスの内容に応じて入浴サービス、栄養改善サービス、口腔機能向上サービスなどを利用した場合の加算(介護保険サービス)や食費、日常生活費等といった費用(介護保険外サービス) がプラスされます。

自己負担1~3割+食費+日常生活費

要介護度、利用時間、利用するデイサービスの種類、お住まいの地域区分によって金額が異なるので、費用の詳細が気になる場合は事前に相談しましょう。

デイサービスを
利用するには

デイサービスは、明日から利用したい!と思っても、すぐに利用できるわけではありません。要介護・要支援認定を受けるためには、地域ケアプラザ(地域包括支援センター)区役所(高齢・障害支援課)で申請をすることが必要です。

地域ケアプラザのページでは、お住まいの住所から、担当する地域ケアプラザを検索できます。

step1

相談

地域ケアプラザや区役所に「自宅での困りごと(掃除、洗濯、調理、買い物、入浴、排せつ、食事など)」を相談します。

step2

申請

地域ケアプラザや区役所の窓口で本人または家族が要介護認定の申請をします。申請には介護保険被保者証が必要です。かかりつけの医療機関名、医師名などがわかるもの、40~64歳までの方は、医療保険証を持っていきましょう。

step3

要介護(支援)認定

区役所が、総合的に心身の状態を調査・審査し、 介護度が決まります。
認定通知書は郵送で届きます。

step4

ケアプランの作成を依頼

ケアマネジャーを選び、ケアプラン作成を依頼します。
ケアマネジャー選びは、地域ケアプラザや区役所でも相談できます。

step5

契約

ケアプランをもとに、サービス事業者(介護サービスを提供する会社)と契約します。

step6

利用

サービスの利用が始まります。

申請をする地域の地域ケアプラザ
(地域包括支援センター)を探す

認定がお済みの方も、契約の手続きが必要になるため、少しでも気になったら早めに担当のケアマネジャーや地域ケアプラザに相談してくださいね。