エンディングノートってなに?
エンディングノートはこれまでの人生を振り返り、これからの人生をどう歩んでいきたいか自分の思いを記すノートです。
日記をつけたり、手紙を書いたり、書くことを通じて「そうだ、自分はこういうことを考えていたんだ」と思ったことはありませんか。文字にするという行為は、自分の思いを整理することにもつながります。そう、エンディングノートは高齢者だけのものではありません。5 年、10 年、時間が経てば「こう生きたい」「こうしてほしい」の内容が変わることもきっとあるはず。年齢を問わず、そのときの気持ちをカタチにすることが大事です。
エンディングノートは、自分自身や身の回りにある大切な人を見つめ直し、前向きに暮らすきっかけづくりの一つ。「終活」ではなく、これからを豊かに生きるためのノートです。
どんなこと書くの?
ポイント
全部埋めなくて大丈夫
ノートの内容は、書きやすいところから自由に書きましょう。全てのページを埋める必要はありません。パッと思いつかないところは無理せず空けておいて、時間のあるときにゆっくり考えてみましょう。
ノートの存在を伝えよう
「エンディングノートがある」ということを大切な人に伝えておきましょう。ノートは、あなたの代わりに「こうしてほしい」を語ってくれる存在です。いざというときに、あなたの意思を尊重してもらえる可能性が高まります。
定期的に見直そう
時間が経てば、ノートを書いたときから気持ちが変わることも少なくありません。自分の意思の記録として、誕生日やお正月など定期的に内容を見直しましょう。
遺言書にはなりません
エンディングノートに記入しただけでは、遺言書のような法的な効力は発生しません。気軽に書いて、何度でも書き直すことが可能です。あくまで自分の意思を整理し、大切な人に伝える手段の一つとして使いましょう。
どこでもらえるの?
横浜市では市民一人ひとりが自らの生き方を選択し、最後まで自分らしく暮らせるように各区でオリジナルのエンディングノートを作成し、講座も開講しています。各区のエンディングノートを入手するには、お住まいの区の講座に参加するか、お住まいの区のエンディングノート情報を確認してくださいね。窓口に行くと説明を受け無料でもらうことができます。
▶︎各区のエンディングノート情報へのリンク(五十音順)
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