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健康寿命を延ばすためにできること

GoGo健康!ライフを目指して〜元気なうちから介護予防・フレイル予防〜

「健康寿命」を延ばすためにできること

「健康寿命」って何だろう?

あなたが今、楽しみにしていることは何ですか?
「毎朝散歩に行くのが日課」「ご飯が美味しい」「週末、友達とお喋りするのが楽しみ」
生き生きと毎日を過ごすために、今ある心地よい習慣や趣味の活動、年を重ねてもずっとキープしていきたいですよね。

平均寿命は「生まれてから亡くなるまでの期間」。健康寿命はそのうち「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを指します。意外に思うかもしれませんが、健康寿命は平均寿命に比べて約10年ほど短いと言われています。つまり、最後の10年は健康上の理由から「今まで通りの日常生活」を変える必要が出てくることも多いのです。

平均寿命と健康寿命

※厚生労働省研究班「健康寿命算定プログラム」を用いて横浜市が算出

横浜市では「健康寿命の延伸」を目指しています。心身の健康を保つことは、生き生きとした人生を歩むために欠かせない要素です。日常生活を不自由にする怪我や病気も、生活習慣を自分でチェックすることで予防することができます。これからの人生をより活動的に過ごすために、健康寿命を延ばすポイントを押さえていきましょう。

「フレイル」を知っていますか

フレイルとは、高齢期に老化や病気などによる影響を受けて、体力や気力、認知機能など、からだとこころの機能(はたらき)が低下し、生活に支障が出るなど将来介護が必要になる危険性が高くなっている状態のこと。
フレイルは、「健康」と日常生活の中の動作に障害がある「要介護状態」との間に位置しています。

フレイル予防の図

脳卒中などのケースでは、健康な状態から突然要介護状態になることがありますが、後期高齢者(75歳以上)の多くの場合、このような「フレイル」という中間的な段階を経て、徐々に要介護状態に陥ると考えられています。
フレイルは、体力や筋力、噛む力の衰えといった身体的な問題だけではなく、認知機能や心の問題などの精神・心理的な問題、孤立などの社会的な問題など、多面的な要素から成り立っているのです。

フレイルは、運動、口腔(噛む・飲み込む・話すといった歯や口の機能維持)、栄養(十分な食事)、社会参加(人とつながる)を心がけることで予防・改善することが可能といわれています。
フレイルを予防・改善し、健康寿命を延ばすために、まずは暮らしぶりを振り返ってみましょう。

フレイル予防の図

日々の暮らしぶりフレイルチェック!

ここでは毎日の生活習慣を5つの項目に分けて見ていきましょう。「暮らしぶり」をチェックすることで、フレイルにならないようあなたやあなたのご両親が気にかけていくべきポイントを知ることができます。

まずはできることから実践していくことが将来の充実した生活につながります。項目ごとの豆知識と、健康寿命を延ばすためにできることをまとめたので「自分に当てはまる!」と思う項目があった方はぜひ読んでみてくださいね。

運動 栄養 口腔 健康管理 社会参加

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